書誌事項
- タイトル別名
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- <I>K<SUB>ATP</SUB> channel opener mimics ischemic preconditioning</I>
抄録
梗塞前狭心症は, 臨床の現場における心筋虚血プレコンディショニングの一つである, 心筋梗塞発症前24時間以内であれば, 院外不整脈発生頻度を減少させ, 責任冠動脈の再疎通に成功した時の梗塞サイズを縮小し, さらには院内死亡率を50%減少させ5年生存率を改善する.とはいうものの, 患者自らが心筋梗塞発症前24時間以内に梗塞前狭心症を得ることは選択できない.そこでこれに代わるものとして, 今回我々はKATPチャネル開口薬の薬剤プレコンディショニング効果について検討した.狭心症と診断された時点でKATPチャネル開口薬の内服を開始しておくことによって, 心筋梗塞を発症した際の致死的不整脈を減少させ, 心機能改善や死亡率を低下させられる, つまり薬剤プレコンディショニング効果を期待できるという仮説を立て, プレコンディショニングのモデルとして待機的PTCAを用いた研究を行った.これにより, KATPチャネル開口薬のニコランジルに薬剤プレコンディショニング効果が期待できるという結果が得られた.本研究より得られた結果は, IONAスタディの結果を裏づけるものの一つと考えられる.
収録刊行物
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- 心電図
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心電図 26 (1), 47-55, 2006
一般社団法人 日本不整脈心電学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204772768000
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- NII論文ID
- 130004087559
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- ISSN
- 18842437
- 02851660
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可