小児各種感染症に対するCefmenoximeの治療効果

• 倉繁 隆信

  高知医科大学小児科学教室

• 脇口 宏

  高知医科大学小児科学教室

• 喜多村 勇

  高知医科大学小児科学教室

• 尾崎 寛

  香川県立中央病院小児科

• 西林 洋平

  松山赤十字病院小児科

• 浜脇 光範

  高知県立中央病院小児科

書誌事項

タイトル別名

• THERAPEUTIC EFFECTS OF CEFMENOXIME IN THE TREATMENT OF VARIOUS INFECTIONS OF INFANTS AND CHILDREN
• ショウニ カクシュ カンセンショウ ニ タイスル Cefmenoxime ノ

抄録

Cefmen6xime (CMX) は, 武田薬品中央研究所によつて合成された新しい注射用セファロスポリン剤である。<BR>CMXは, 従来の同系抗生剤に比して, EscherichiacoLi, Klebsiella meumoniae, Proteus mirabilisi等のグラム蔭性菌に対する抗菌活性がin vitro, in vivo とも優れ, 抗菌スペクトラムも, Haemophilusinfluenzae, Enterobacter, Citrobacter, Indole 陽性 Proteus, Serratia及び嫌気性菌にまで拡大されている1～3)。<BR>本剤については, すでに成人での臨床評価が検討され, 有効且つ安全であることが確認されている4)。<BR>しかし, 小児科領域における臨床評価は, 十分な検討がなされておらず, 報告がみられない。今回, 著者らは, CMXを各種小児感染症の治療に使用する機会を得たので報告する。

収録刊行物

• The Japanese Journal of Antibiotics

  The Japanese Journal of Antibiotics 35 (11), 2579-2588, 1982

  公益財団法人 日本感染症医薬品協会

詳細情報

• CRID: 1390282680469053056
• NII論文ID: 130004130290
• NII論文ID: 40000017285
• NII書誌ID: AN00002626
• DOI: 10.11553/antibiotics1968b.35.2579
• COI: 1:STN:280:DyaL3s7ovFGqtA%3D%3D
• ISSN: 21865477
• ISSN: 03682781
• NDL書誌ID: 2617257
• PubMed: 6302339
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I2617257
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1983211565
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可