高速走査赤外分光器の試作とCO-O<sub>2</sub>爆発反応中の赤外発光スペクトル

書誌事項

タイトル別名
  • A New Rapid-Scan Infrared Spectrometer and the Emission Spectra Observed in the Explosion of CO-O<sub>2</sub> Mixtures
  • 高速走査赤外分光器の試作とCO‐O?S2?T爆発反応中の赤外発光スペクトル

抄録

市販の回折格子型赤外分光器を改造して高速走査赤外分光器を試作し,テスト反応としてCO-02混合ガスの爆発友応に応用した。分光器はPbSe検出器と高速振動鏡をそなえたもので,走査時間は10msec,走査速度は3000cm-1で125cm-1msec,500cm-1で12cm-1/msecである。くり返し時間間隔は20'msecである。分解能は3000cm-1でスリット幅500μmのとき7cm-1であった。HCIガスの吸収スペクトルの振動回転バンドが完全に分離されることが確かめられた。円筒状反応管内の火花放電による,,爆発反応後のCO2の赤外発光ペクトルには001→000および011→010遷移に基づくバンドのバンドヘヅドが見られた。CO-02に少量の水を添加した場合に得られる発光スペクトルおよびその減衰曲線を無水の場合と比較した。

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