性能設計と予防保全対策

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タイトル別名
  • Performance-based Design and Preventive Maintenance of Irrigation System
  • セイノウ セッケイ ト ヨボウ ホゼン タイサク

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抄録

農水省では水利施設機能の適切な維持保全と既存ストックの機能診断を行う等の予防保全対策を推進している。また, WTO協定を踏まえて, 公共事業の発注方式を仕様規定から性能規定へ見直していく作業を進めている。<BR>施設の補修・修繕, 更新等行う場合には, 施設が本来保持しているべき機能と性能を明らかにした上で, 現在の状態 (機能, 性能) を的確に評価することが重要であるが, これは〈達成する目的を明確にし, 要求される機能を確保するために必要な種々の性能を明記する〉性能設計手法と同じ考え方に基づくものである。したがって, 予防保全対策を進める上でも, 性能設計の考え方の導入が一つの有効な手段になると考えられる。

収録刊行物

  • 農業土木学会誌

    農業土木学会誌 73 (10), 877-880,a1, 2005

    社団法人 農業農村工学会

被引用文献 (1)*注記

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