メタン発酵消化液ろ液の蒸留処理技術の開発展望

DOI
  • 山岡 賢
    (独) 農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所
  • 柚山 義人
    (独) 農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所
  • 中村 真人
    (独) 農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所
  • 上田 達巳
    (独) 農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Prospective of Distillation Process for Methane Fermented Liquid Supernatant

抄録

メタン発酵消化液の脱水ろ液の濃縮・減量方法として, 著者らは単蒸留装置を用い減圧条件設定方法の工夫で脱水ろ液を放流可能な清浄な水質の液とアンモニア (NH3) 濃縮液に時間的に区分して回収するSimdcap (シンドキャプ) 法を開発した。本報では, Simdcap法についての研究成果を取りまとめて報告するとともに, 実用化に向けての諸課題とそれらの対策を検討した。特に, 逆浸透膜分離法, 活性汚泥法等と比較して, 現状におけるSimdcap法の実用性の展望を明らかにした。

収録刊行物

詳細情報

  • CRID
    1390282680265326464
  • NII論文ID
    130004300181
  • DOI
    10.11408/jjsidre2007.76.427
  • ISSN
    18847196
    18822770
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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