解説 厚生労働省特定疾患対策研究  特定疾患評価の試み

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タイトル別名
  • A TRIAL FOR EVALUATION OF INTRACTABLE DISEASES

抄録

特定疾患対策対象疾患(難病)は1972年にスモン, ベーチェット病, 重症筋無力症, 全身性エリテマトーデス, 多発性硬化症, 再生不良性貧血, サルコイドーシス, 難治性肝炎の8疾患より始まり, 1999年には118疾患となっている. そのうちの44疾患については治療研究対象疾患として, 医療費の自己負担分に対して公費負担が行われている. この4半世紀の間には医学・医療の進歩により病因の解明や治療法の開発が進んだ難病もあり, 本来の難病対策の観点から難病対策の優先順位の見直しを行う必要が迫られている. そこで, 全国の大学医学部の衛生・公衆衛生関係者に対して, 難病の優先順位を付けるたあの重み付けの調査を行うとともに, 難病の臨床班の班長に対して難病の実状を把握するための調査を行い, 両者の回答より難病対策の優先順位を付けることを試みた.

収録刊行物

  • 医療

    医療 56 (2), 114-120, 2002

    一般社団法人 国立医療学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206314261632
  • NII論文ID
    130004316056
  • DOI
    10.11261/iryo1946.56.114
  • ISSN
    18848729
    00211699
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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