2003-2005年の北海道道央・道北地域におけるタマネギ乾腐病発生実態 : タマネギ乾腐病菌による土壌と苗の汚染が病害発生に及ぼす影響

• 藤根 統

  北海道立中央農業試験場

• 小野寺 政行

  北海道立中央農業試験場

• 角野 晶大

  北海道立中央農業試験場

書誌事項

タイトル別名

• Survey of Fusarium Basal Rot of Onion in Central and North Hokkaido from 2003 to 2005
• 2003～2005年の北海道道央・道北地域におけるタマネギ乾腐病発生実態
• 2003 2005ネン ノ ホッカイドウ ドウオウ ドウホク チイキ ニ オケル タマネギ カンプビョウ ハッセイ ジッタイ タマネギ カンプビョウキン ニ ヨル ドジョウ ト ナエ ノ オセン ガ ビョウガイ ハッセイ ニ オヨボス エイキョウ
• Influence of Soil Pollution and Seedling Infectionby by <I>Fusarium oxysporum</I> f.sp. <I>cepae</I> Exert on Occurrence of Basal Rot
• タマネギ乾腐病菌による土壌と苗の汚染が病害発生に及ぼす影響

抄録

2003年から2005年にかけて, 北海道の道央・道北地域 (上川, 石狩, 空知) におけるタマネギ乾腐病の発生状況を調査した. 2003年は発生が少なかったが, 2004年と2005年は発生が多く, 石狩地域に比べ上川・空知地域で発生が多かった. 本圃土壌の病原菌量と乾腐病の発生量の直接的な関係性は見出せず, 病原菌による苗汚染と乾腐病の発生量には関連性が認められなかった. 近年の乾腐病の多発には, 病原菌による圃場の汚染だけでなく, 別の要因が関連している事が示唆された. また, 乾腐病の発生にタマネギ栽培期間の高温が影響することが再確認された.

収録刊行物

• 北日本病害虫研究会報

  北日本病害虫研究会報 2006 (57), 26-29, 2006

  北日本病害虫研究会

キーワード

• Fusarium basal rot
• <I>Fusarium oxysporum</I> f.sp. <I>cepae</I>
• onion

詳細情報

• CRID: 1390001206345406080
• NII論文ID: 130004333435
• NII書誌ID: AN00052373
• DOI: 10.11455/kitanihon1966.2006.26
• ISSN: 21854114
• ISSN: 21854149
• ISSN: 0368623X
• NDL書誌ID: 8700966
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030770756
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8700966
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可