岩手県におけるチオファネートメチル剤耐性ダイズ紫斑病菌の発生状況

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タイトル別名
  • Occurrence of Soybean Purple Stain Disease, Caused by Thiophanate-methyl Resistant Isolates, <I>Cercospora kikuchii</I>, in Iwate Prefecture
  • イワテケン ニ オケル チオファネートメチルザイ タイセイ ダイズ シハンビョウキン ノ ハッセイ ジョウキョウ

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抄録

岩手県内におけるチオファネートメチル剤耐性ダイズ紫斑病菌の発生状況を, 2002年から2006年に調査した. 感受性菌はMIC値が1.56ppmであったのに対し, 耐性菌は, チオファネートメチル剤濃度1,600pprnでも菌糸の生育阻害が認められない高度耐性菌であった. 2006年に30地点から採集した506菌株のうち, 85.7%にあたる477菌株が高度耐性菌であり, ダイズ紫斑病の防除薬剤としては作用機作の異なる殺菌剤への切り替え等の対策が必要と考えられた.

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