急性低音障害型感音難聴

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タイトル別名
  • Some recent trends in acute low-tone sensorineural hearing loss
  • 最近の動向

抄録

1987年から2001年までの15年間に当医院を受診した急性低音障害型感音難聴384症例を調べた。この15年間、症例数は次第に増加しつつありそれは女性患者の増加によるものである。この疾患が起こる要因の一つは、社会全体を覆うストレスではないかと考えた。使用した薬剤別の治療成績は、自律神経調整薬が最も良く、次いでステロイド、浸透圧利尿剤であった。全体の治癒率は81.1%、改善率は6.6%であった。高音域聴力の低下している症例は治癒率が低かった。近年このような症例が増えてきており、全体としての治癒率がやや低下する傾向にある。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205498692864
  • NII論文ID
    130004404737
  • DOI
    10.11334/jibi1954.48.6_385
  • ISSN
    04477227
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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