書誌事項
- タイトル別名
-
- Indication and Mode of Operation in Laryngofissure
抄録
喉頭截開術は前頸部を皮切後, 甲状軟骨を正中で垂直に切開し喉頭内腔へアプローチする術式である. 本法では喉頭内の構造を前後にわたって広く観察することができるため, 経皮的に喉頭内にアプローチするには最も有用な術式である. 喉頭截開術の適応は, 喉頭癌 (T1, T2の声帯癌) , 喉頭外傷, 喉頭狭窄, 経直達鏡下に摘出できない良性腫瘍である. 本稿では喉頭截開術の歴史と適応, 手術手技, 問題点と合併症について解説した. また, 放射線治療後の再発喉頭癌症例, 喉頭閉塞症例を呈示し, 喉頭截開術が気道確保にも有用であることを示した.
収録刊行物
-
- 日本臨床麻酔学会誌
-
日本臨床麻酔学会誌 26 (2), 225-232, 2006
日本臨床麻酔学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204758734336
-
- NII論文ID
- 130004449569
-
- ISSN
- 13499149
- 02854945
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可