ロクロニウムの一般的臨床使用の実際―開腹外科手術および眼科・耳鼻咽喉科手術・形成外科手術―

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical Application of Rocuronium in Abdominal, Ophthalmologic, Otorhinolaryngologic and Plastic Surgery

抄録

 開腹外科手術では手術中も筋弛緩を必要とするが, なかでも腹膜閉鎖時には十分な筋弛緩を得る必要がある. 一方, 手術終了時には確実に拮抗可能な状況であることが望ましい. このように腹筋あるいは横隔膜において深い筋弛緩状態を評価する手段として母指内転筋におけるpost-tetanic count (PTC) と皺眉筋における四連刺激の二つの方法があり, いずれかのモニタリングによる評価が有用である可能性が高い. 眼科, 耳鼻咽喉科手術, 形成外科手術における短時間手術に対応する手段としては, 気管挿管時の使用量を0.45mg/kgあるいは0.3mg/kgまで減量することによって短時間手術に対応が可能となる.

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参考文献 (5)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204759345280
  • NII論文ID
    130004449793
  • DOI
    10.2199/jjsca.28.670
  • ISSN
    13499149
    02854945
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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