エピドラスコピー施行後に原疾患が判明した2症例

書誌事項

タイトル別名
  • Two Cases in Which the Primary Disease of Low Back Pain Became Clear after Epiduroscopy

この論文をさがす

抄録

  エピドラスコピー施行後に腰痛,下肢痛の原疾患が判明した2症例を経験した.症例1は腰椎手術後症候群の診断でエピドラスコピーを施行し,下肢痛は著明に改善した.術後MRIで第5腰神経根の神経鞘腫が発見された.症例2は腰椎椎間板ヘルニアの診断でエピドラスコピーを施行したが,腰痛と下肢痛は改善しなかった.術後のCTで第4腰椎椎体骨折が発見された.エピドラスコピーの前後には症状の変化に注目し,腰椎変性疾患以外の存在を考慮することが重要である.

収録刊行物

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ