書誌事項
- タイトル別名
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- Factors Obstructing Bone Union after Posterior Lumbar Interbody Fusion
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抄録
【目的】PLIFは不安定性を伴う腰椎疾患に対して除圧と椎体間固定が行えるすぐれた術式である.PLIF後骨癒合不良因子を検討したので報告する.【対象と方法】2005年2月から2007年4月にPLIFを施行し術後1年を経過した58症例を対象とした.これらの症例に対し,検討項目として年齢・性別・固定高位・手術時間・出血量・椎間板摘出量・術前後Hb変化・身長・体重・BMIと,目的変数を骨癒合の有無とした統計学的骨癒合不良因子につき検討した.解析方法は,個々の説明変数に対し単変量解析を施行した.次に,説明変数に対し目的変数を骨癒合の有無としたロジスティック多変量解析も施行した.【結果】術後1年の骨癒合は52例の89%であった.各群間の単解析・ロジスティック多変量解析の結果,L5/S固定高位は,骨癒合不良因子において統計学的有意差をみとめ骨癒合が不良だった.他の検討項目では有意差を認めなかった.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 59 (2), 275-278, 2010
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204938117248
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- NII論文ID
- 130004460964
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可