書誌事項
- タイトル別名
-
- Long-term Improvement of Left-side Spatial Neglect with Introduction of Structured Floral Arrangement Program
この論文をさがす
抄録
フラワーアレンジメント作業による認知リハビリテーションを施行した結果, 机上検査における左半側空間無視症状が長期改善した1 例を報告する。本症例は介入前までに行った計7 回の線分抹消試験において左側2 列の刺激をすべて見落としていたが, 介入後の検査では左側2 列を含むすべての線分を認識することができた。Rey 複雑図形においても正確性の高い模写図を用紙の中央に描いた。訓練効果は介入 5 ヵ月後のフォローアップ検査でも保たれていた。本例においてフラワーアレンジメントによる認知リハビリテーションは半側空間無視症状の長期改善に一定の効果を示した。
収録刊行物
-
- 高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
-
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 33 (2), 262-269, 2013
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205204244992
-
- NII論文ID
- 130004467796
-
- ISSN
- 18806554
- 13484818
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可