書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Pediatric Postintubation Granulomas of the Larynx which Reguiring Emergency Operation due to Airway Obstruction
- 症例 気道狭窄により緊急手術を要した小児挿管性喉頭肉芽腫の1例
- ショウレイ キドウ キョウサク ニ ヨリ キンキュウ シュジュツ オ ヨウシタ ショウニソウカンセイ コウトウ ニクガ シュ ノ 1レイ
この論文をさがす
抄録
今回われわれは,気道狭窄をきたし緊急手術を要した小児挿管性喉頭肉芽腫の1例を経験したので報告する。症例は11歳男児。嗄声,鼾,睡眠時無呼吸,喘鳴を主訴に当科を受診した。喉頭内視鏡検査にて左右声帯突起部に肉芽腫病変を認め,声門レベルで高度の気道狭窄を認めた。挿管の既往より,挿管性喉頭肉芽腫症と診断し,早急に気道狭窄の解除が必要と考えられたため即日入院の上,全身麻酔下にて喉頭直達鏡下に両側の肉芽腫を摘出した。挿管歴のある場合,とくにICUでの長期挿管歴のある場合は,その晩期合併症として喉頭肉芽腫に留意する必要がある。
収録刊行物
-
- 日本気管食道科学会会報
-
日本気管食道科学会会報 62 (6), 529-532, 2011
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679990170112
-
- NII論文ID
- 130004470246
- 40019167349
-
- NII書誌ID
- AN00187474
-
- ISSN
- 18806848
- 00290645
-
- NDL書誌ID
- 023449536
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可