耐性乳酸菌製剤エンテロノン‐Ｒによる薬疹の１例

• 小林 桂子

  名古屋市立大学医学部皮膚科学教室

• 森田 明理

  名古屋市立大学医学部皮膚科学教室

• 辻 卓夫

  名古屋市立大学医学部皮膚科学教室

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Drug Eruption due to Enteronon-R.

抄録

64歳の男性。平成10年5月そう痒を伴う紅色丘疹出現し,近医受診。ステロイド外用,抗アレルギー剤内服で軽快していた。12月エンテロノン-R^®を処方された後皮疹は徐々に悪化し,ほぼ紅皮症状態となったため,平成11年2月名古屋市立大学病院皮膚科入院。近医で処方されていたエンテロノン-R^®中止後,皮疹消失。その後,内服テストを行ったところ,同様の皮疹が出現した。さらに,DLSTテスト陽性,スクラッチパッチテスト陽性からエンテロノン-R^®による多型紅斑型薬疹を考えた。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 62 (3), 346-348, 2000

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390001204297876352
• NII論文ID: 130004474594
• NII論文ID: 10019141925
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.62.346
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2000256373
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可