氷点近傍海水の流動下におけるAl‐Zn合金溶射皮膜の腐食

書誌事項

タイトル別名
  • Corrosion of Al-Zn Alloy Coating by Flame Splay Methods in Flowing Seawater near Freezing Point

抄録

アルミニウム合金上にフレーム溶射法で形成したAl-Zn合金溶射皮膜の海水中での腐食挙動について,すき間噴流法試験装置を用いて検討を行った.液静止下では試験片面に薄茶色の生成物が観察されたが,腐食はほとんど生じなかった.それに対して液流動下では氷点近傍の0℃以下の場合でも試験片面にAl (水) 酸化物と考えられる白色の生成物が生じた.これは氷点付近で皮膜に欠陥が生じ,液流動によりその部分への酸素供給が増加し腐食が進行したためである.

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参考文献 (4)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681236223232
  • NII論文ID
    130004503076
  • DOI
    10.3323/jcorr.60.457
  • ISSN
    18819664
    09170480
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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