小児喘息の長期管理におけるロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)の役割

書誌事項

タイトル別名
  • Roles of LTRA in the long term management of bronchial asthma in children

抄録

(1)システィニールロイコトリエン(cysLTs)は喘息の急性発作においても,非発作時においてもきわめて重要な役割を果たしている脂肪酸由来の化学伝達物質である.(2)LTRAは間欠型~軽症持続型では,単独使用でも非常に有用な小児喘息(特に幼児や乳児において)の長期管理薬である.(3)中等症から重症持続型喘息に対してはICSの併用薬として効果的である.(4)LTRAは気道ウイルス感染により誘導される喘鳴に対しても有用であるとの報告がなされている.(5)運動誘発喘息(EIA)の予防にも有効であることが示されている.(6)JPGL2012ではICSと並んで重要な抗炎症性長期管理薬としての位置付けがなされている.<br>

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参考文献 (20)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679451440896
  • NII論文ID
    130004504292
  • DOI
    10.3388/jspaci.26.85
  • ISSN
    18822738
    09142649
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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