MRIにて脳梁膨大部に一過性の異常信号をみとめたCharcot‐Marie‐Tooth病の1例

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タイトル別名
  • A case report of transient splenium abnormality in Charcot-Marie-Tooth disease
  • MRIにて脳梁膨大部に一過性の異常信号をみとめたCharcot-Marie-Tooth病の1例
  • MRI ニテ ノウリョウ ボウダイブ ニ イッカセイ ノ イジョウ シンゴウ オ ミトメタ Charcot Marie Toothビョウ ノ 1レイ

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抄録

症例は34歳の男性である.思春期より下肢遠位筋の筋力低下,筋萎縮および足の変形をみとめ,病歴や各種所見よりX連鎖性Charcot-Marie-Tooth病(CMTX)と推定した.経過中,頭部MRIにて一過性の脳梁膨大部異常信号を呈したが,脳梁離断症状はともなわなかった.これまで,CMTXにおける類症が少数例報告されており,本例の病態には乏突起膠細胞上のgap junctionを形成するconnexin32蛋白の発現異常に加え,星状膠細胞の一過性機能障害の関与も推定された.<br>

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