進行下咽頭癌に対する頸部郭清術の郭清範囲省略に関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • Adequate area of neck dissection for hypopharyngeal cancer

抄録

下咽頭癌の妥当な頸部郭清術の郭清範囲を考察することを目的に当科で治療を行ったstage III,IV下咽頭癌のうち一次治療として原発巣切除および患側の頸部郭清術が行われた133例を対象として検討を行った。患側頸部への病理学的転移や再発はlevel II~IVに集中しておりlevel Iにはほとんど認めなかった。level Vへの潜在転移率は術前の転移個数により上昇する傾向にあった。下咽頭癌に対する郭清範囲としてlevel Iは省略可能,level VはN0,1,2aで省略可能と考えられた。

収録刊行物

  • 頭頸部癌

    頭頸部癌 37 (4), 450-453, 2011

    日本頭頸部癌学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680199507584
  • NII論文ID
    130004510113
  • DOI
    10.5981/jjhnc.37.450
  • ISSN
    18818382
    13495747
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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