書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of 12 Bowel Obstruction Cases without Laparotomy History
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抄録
2001年から6年間に施行された当科イレウス手術66症例のうち,開腹歴のない12例の詳細を検討,さらに開腹歴のある54例と比較した.開腹歴のない12例のうち絞扼性イレウスは6例で,単純性イレウス6例との術前背景因子の比較で,有意に脈拍数,CPK値は高値,PaCO2,BEは低値,筋性防御は多く認めた.CTによる絞扼性イレウスの診断能は,特異度が低く,偽陽性が多いとの評価であった.開腹歴の有無で背景因子をみると,来院から手術までの時間が開腹歴のない単純性イレウス症例で有意に短時間であった.開腹歴のないイレウスは,稀な原因疾患もあり診断に難渋する場合もあるが,絞扼の有無を早期に診断することが腸切除の回避に重要である.臨床所見,画像診断で絞扼性イレウスを疑い,絞扼性イレウスの補助診断として有用なSIRS発症,SOFA score 2点以上を認めた場合は,積極的に外科的治療を考慮すべきと考えられる.
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 34 (5), 752-758, 2009
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679321280256
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- NII論文ID
- 130004514831
- 10026096291
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可