書誌事項
- タイトル別名
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- Recurrent bouts of perforative cytomegalovirus enteritis during steroid therapy—report of a case—
- Recurrent bouts of perforative cytomegalovirus enteritis during steroid therapy^|^mdash;report of a case^|^mdash;
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抄録
症例は68歳,女性.8年前に悪性リンパ腫と診断され,化学療法と末梢血幹細胞移植施行後に再発したが,長期間のプレドニゾロン内服による治療で寛解状態にあった.2週間前からの食欲不振を主訴に当院を受診.腹部CTで小骨盤内の直腸周囲に腸管外ガスを認め,直腸穿孔の診断で緊急手術施行した.穿孔の原因は病理検査によってサイトメガロウイルス(CMV)腸炎と確定診断した.すでにガンシクロビル内服中であったため,同薬を増量したが,CMVアンチゲネミアの陰性化は得られなかった.2カ月後に症状が再燃したが,全身状態が不良であったため保存的治療を行い,手術加療は回避できた.以後の治療は再燃を防止するため,ガンシクロビル内服維持療法とし,在宅療養へ移行した.免疫抑制患者の消化管穿孔では同疾患を積極的に疑い,早期の抗ウイルス剤投与が望まれる.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 72 (12), 3089-3093, 2011
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204853385472
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- NII論文ID
- 130004517859
- 10030460634
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可