書誌事項
- タイトル別名
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- Carry-over effect in integrated volitional control electrical stimulation of wrist extensor muscles for stroke patients
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抄録
要旨:脳卒中患者の麻痺側上肢訓練の一つとして電気刺激療法があり,運動麻痺改善や痙縮抑制効果などが報告されている.われわれは電気刺激療法の一種である随意運動介助型電気刺激(IVES)を回復期脳卒中患者の麻痺側上肢に行い,治療同日の持続効果について検討した.IVESによる訓練は1週間継続し,開始時と1週間後の治療前,治療直後,治療後から30分毎に120分後までの手関節背屈自動運動角度の経時変化を評価した.手関節背屈自動運動角度は,開始時に比べ,有意な改善がみられた.SIAS,MASは開始時と比べ,改善を認めたが有意差はみられなかった.また,治療直後の角度が有意に低下するのが開始時は治療後60分,1週間後は治療後90分であり,継続した使用により効果が持続されやすいと考えられた.
収録刊行物
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- 脳卒中
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脳卒中 35 (3), 174-180, 2013
一般社団法人 日本脳卒中学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679615272576
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- NII論文ID
- 130004543290
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- ISSN
- 18831923
- 09120726
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可