アトピー性皮膚炎における睡眠障害と光療法

• 山田 秀和

  近畿大学医学部奈良病院皮膚科

• 熊本 貴之

  近畿大学医学部奈良病院皮膚科

• 澤本 学

  近畿大学医学部奈良病院皮膚科

• 小田 香織

  近畿大学医学部奈良病院皮膚科

書誌事項

タイトル別名

• Sleep Disorder and Optical Treatment in Atopic Dermatitis

抄録

重症アトピー性皮膚炎患者の睡眠障害は痒みによる覚醒だけでなく概日リズム障害の1つである睡眠相後退症候群の可能性があることがわかった。文献的検討では，DSPSの治療には光治療やメラトニン投与が有効である可能性が示された。アトピー性皮膚炎の睡眠障害の生活指導に，早寝，早起き，日光浴(光治療を含む)，朝食をとることが有用である。

収録刊行物

• 皮膚の科学

  皮膚の科学 6 (Suppl.9), B44-B49, 2007

  日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会

キーワード

• アトピー性皮膚炎
• 痒み
• 光治療
• 概日リズム障害
• 睡眠相後退症候群

詳細情報

• CRID: 1390282680165092480
• NII論文ID: 130004547295
• NII論文ID: 130005438620
• DOI: 10.11340/skinresearch.6.suppl.9_b44
• ISSN: 18839614
• ISSN: 13471813
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2008152204
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可