難治性口腔咽頭潰瘍の5症例

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タイトル別名
  • Five cases of intractable recurrent oropharyngeal ulceration

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抄録

難治性口腔咽頭潰瘍は比較的最近の概念である. 本疾患は, 口腔咽頭領域にできる潰瘍病変で, 治療抵抗性であり, 再発傾向をもつ. この病気は診断に苦慮することが多く, 今回報告する5例とも診断までは最低2ヶ月を要している. 今回我々は難治性口腔咽頭潰瘍に対し, ステロイド, コルヒチン, セファランチン, 塩酸アゼラスチンを使用することで, 速やかな症状の改善を得られたためこれを報告する.

収録刊行物

  • 口腔・咽頭科

    口腔・咽頭科 22 (2), 103-107, 2009

    日本口腔・咽頭科学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (12)*注記

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