吸収不良症候群における内視鏡検査の役割

• 八月朔日 秀明

  防衛医科大学校 消化器内科

• 穂苅 量太

  防衛医科大学校 消化器内科

• 三浦 総一郎

  防衛医科大学校

書誌事項

タイトル別名

• ROLE OF GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY IN MALABSORPTION SYNDROME

抄録

吸収不良症候群は，消化吸収機能の障害により，様々な栄養障害をきたす疾患を総称したものである．診断には消化吸収試験が主に用いられ，内視鏡検査は補助的な位置づけであったが，小腸内視鏡の出現により，吸収不良の主座であるにもかかわらず，困難とされてきた小腸の直接観察と生検を可能とし，診断能向上に大いに寄与するところとなった．<BR>本稿では吸収不良症候群を引き起こす代表的疾患について内視鏡診断も含め解説した．

収録刊行物

• 日本消化器内視鏡学会雑誌

  日本消化器内視鏡学会雑誌 56 (4), 1511-1519, 2014

  一般社団法人 日本消化器内視鏡学会

キーワード

• 吸収不良症候群
• 蛋白漏出性腸症
• ダブルバルーン内視鏡
• カプセル内視鏡
• 内視鏡診断

詳細情報

• CRID: 1390001204220691328
• NII論文ID: 130004555331
• DOI: 10.11280/gee.56.1511
• ISSN: 18845738
• ISSN: 03871207
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2014212826
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可