子育てバリアフリーにおける世代間ギャップと副作用の可能性に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON EXISTENCE OF GENERATION GAP CONCERNING WITH CHILD RAISING AND NEGATIVE SIDE EFFECT CAUSED BY PROMOTING BARRIER FREE MEASURE

抄録

本研究では,乳幼児連れの移動者による移動中のマナー・モラルの低下が指摘されている現状を受け,子連れ移動に対する意識における世代間ギャップの存在と,段差解消など物理的なバリアフリー化推進が人々の意識にもたらす副作用の可能性を明らかにすることを目的とした調査分析を行った.その結果,子連れでの外出頻度,子連れ可だと思う場所,子連れ外出可の時刻,夫の育児参加への意識など,子育てに関する意識や行動には世代間ギャップが存在すること,ならびに物理的バリアフリーにより慣れていると考えられる若年層かつ海外居住経験のある人ほど高い行政依存傾向,すなわち,施策が意図せざる副作用の可能性が示された.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680333800960
  • NII論文ID
    130004559658
  • DOI
    10.2208/jscejipm.68.i_1133
  • ISSN
    21856540
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ