わが国の建設産業と技術進歩―全要素生産性を用いて―

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  • 小池 淳司
    神戸大学大学院 工学研究科市民工学専攻
  • 和田 成夫
    大阪府 富田林土木事務所 建設課 河川砂防グループ

書誌事項

タイトル別名
  • PRODUCTIVITY GROWTH OF THE CONSTRUCTION INDUSTRY IN JAPAN —USING BY TOTAL FACTOR PRODUCTIVITY—
  • ワガクニ ノ ケンセツ サンギョウ ト ギジュツ シンポ : ゼン ヨウソ セイサンセイ オ モチイテ
  • PRODUCTIVITY GROWTH OF THE CONSTRUCTION INDUSTRY IN JAPAN ^|^mdash;USING BY TOTAL FACTOR PRODUCTIVITY^|^mdash;
  • Productivity growth of the construction industry in Japan – using by total factor productivity

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抄録

建設産業は他産業と比較して生産性が低い産業といわれている.また,近年の公共投資への過度なコスト縮減が建設産業の技術の進歩・継承を阻害する恐れがあるとの指摘もある.本研究の目的は,わが国の建設産業の技術が社会的背景によりどのように変化したのかを把握し,その問題を明らかにすることである.そこでマクロとミクロの視点から技術進歩の指標としてTFP(Total Factor Productivity;全要素生産性)を計測した.マクロ的視点においてはわが国の建設産業全体と他産業のTFPを比較した.また,ミクロ的視点においては,建設産業の個別企業別のTFPを計測し,各々の特徴を把握し,建設産業の問題を明らかにした.

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