術前virtual navigationを併用した胸腔鏡下肝切除術の1例

  • 古泉 友丈
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 村上 雅彦
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 青木 武士
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 榎並 延太
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 藤森 聰
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 三田村 圭太郎
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 山田 宏輔
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 渡辺 誠
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 大塚 耕司
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)
  • 加藤 貴史
    昭和大学医学部外科学講座(消化器・一般外科学部門)

書誌事項

タイトル別名
  • A CASE OF VIDEO-ASSISTED THORACOSCOPIC SURGERY—HEPATECTOMY (VATS-H) FOR LIVER NEOPLASM WITH A PREOPERATIVE THREE-DIMENSIONAL VISUALIZATION SYSTEM
  • 症例報告 術前virtual navigationを併用した胸腔鏡下肝切除術の1例
  • ショウレイ ホウコク ジュツゼン virtual navigation オ ヘイヨウ シタ キョウコウキョウ カ カン セツジョジュツ ノ 1レイ

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抄録

腫瘍の局在位置が横隔膜直下の領域に局在する肝腫瘍に対しては,腹腔鏡下のアプローチは難易度が高く工夫が必要である.本症例では横隔膜直下に存在する肝腫瘍に対し,術前シミュレーションを駆使し,適切なポート位置を選定して,胸腔鏡下経横隔膜経路にて肝切除を行った.横隔膜を切開後術中超音波にて肝を観察し,腫瘍の位置を同定,マーキング後ラジオ波凝固装置および前凝固後超音波凝固切開装置にて肝を離断し,腫瘍を摘出した.術前シミュレーションにて腫瘍への最適な到達経路を確認し,良好な視野確保を可能にした胸腔鏡下経横隔膜経由肝切除手術1症例を経験したので報告する.

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