書誌事項
- タイトル別名
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- Numerical Abnomality of Permanent Dentition in Cleft Palate Patients
- 1. A Frequency Study
- 第1報発現頻度
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抄録
唇顎口蓋裂者の永久歯に発現する歯数の異常の実態を明らかにする目的で,唇顎口蓋裂者417名と健常者330名を対象とし,オルソパントモ写真,石膏模型を用いて先天的欠如,過剰,癒合の発現頻度を調査した。結果は以下の通りであった。<BR>1.歯数異常の発現頻度は,口唇裂,口唇顎裂,口唇口蓋裂,口蓋裂群すべての裂型群とも健常群より高く,有意水準1%で有意差が認められた。<BR>2.粛数異常の種類別では,欠如が最も多く発現し,過剰,癒合の順に発現頻度は低くなった。<BR>3.欠如の発現頻度は,各裂型群とも健常群との間に1%の有意水準で有意差が認められた。裂型問では,口唇口蓋裂群での発現頻度が顕著に高く,他の裂群との間に1%の有意水準で有意差が認められた。過剰は,口唇顎裂,口唇口蓋裂に発現し,健常群との問に有意差がみられたが,両裂型群問では差が認められなかった。癒合は口唇顎裂,口唇口蓋裂に発現していたが,健常群と発現頻度の差はなかった。<BR>4.歯数異常の発現に性差は認められなかった。<BR>5。唇顎口蓋裂者に高頻度で発現していた欠如,過剰という2つの歯数異常には,異なる要因がそれらの発生に関与している可能性が示唆された。
収録刊行物
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- Journal of Japanese Cleft Palate Association
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Journal of Japanese Cleft Palate Association 14 (1), 132-148, 1989
Japanese Cleft Palate Association
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680427756160
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- NII論文ID
- 130004586268
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- ISSN
- 03865185
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可