バングラデシュ中東部、Sonargaon地域におけるヒ素汚染地下水の形成機構 ―XAFSを用いたアプローチ―
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- 板井 啓明
- 広島大学 理学研究科 地球惑星システム学専攻
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- 益田 晴恵
- 大阪市立大学 理学研究科
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- 高橋 嘉夫
- 広島大学 理学研究科 地球惑星システム学専攻
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- 三田村 宗樹
- 大阪市立大学 理学研究科
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- 丸岡 照幸
- 筑波大学 地球科学系 生命共存科学専攻
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- 日下部 実
- 岡山大学 地球物質科学研究センター
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- Seddique Ashraf
- 大阪市立大学 理学研究科
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- Kazi Matin Ahmed
- ダッカ大学 地球科学科
抄録
近年世界各地において、ヒ素による地下水汚染が数多く報告されている。これらは人為汚染ではなく、地球化学的物質循環プロセスにおいて自然に発生すると考えられており、表層環境におけるヒ素の挙動は大きな注目を浴びている。ヒ素は地下水環境中においてヒ酸(+5)、亜ヒ酸(+3)という複数の酸化状態を取るため、化学挙動を正確に把握するためには各々の化学種について溶解―沈殿反応、吸脱着反応を正しく理解する必要がある。近年精力的に進められている室内実験により、ヒ素の物理化学的性質についての理解が進む一方、天然の系においては、まずそれぞれの化学種がどのように分布するかを知ることが必要である。本発表では、顕著なヒ素汚染地域であるBangladeshの新生代堆積物を試料とし、XAFS法(X線吸収端微細構造)を用いて解析したヒ素および鉄、硫黄の化学状態を基に、酸化還元境界付近におけるヒ素の化学挙動について考察する。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 53 (0), 137-137, 2006
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205731564800
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- NII論文ID
- 130004592749
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可