福島第一原子力発電所から放出された 放射性セシウムの河川系砕屑物における挙動
書誌事項
- タイトル別名
-
- Behavior of radio-cesium in a river system released from FDNPP
抄録
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を発端に、福島第一原子力発電所から放出された137Csの河川における挙動とその移行過程を明らかにするため、武隈川支流の口太川を対象に、浮遊砂および河床堆積物中における137Csの粒子径効果について検討をおこなった。結果として、河川系の砕屑物は細粒な粒子に高濃度の137Csが濃集していることが明らかになった。今回、認められた粒径依存性は、画分の粒径が細かくなるに伴い粘土鉱物の存在量が増え、その層間に吸着された137Csも増加することを示唆する可能性がある。
収録刊行物
-
- 日本地球化学会年会要旨集
-
日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 317-, 2012
一般社団法人日本地球化学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205731944192
-
- NII論文ID
- 130004593732
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可