左反回神経に生じた顆粒細胞腫の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A case of granular cell tumor arising on the left recurrent laryngeal nerve
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抄録
症例は42歳の女性。甲状腺峡部の15mmの甲状腺乳頭癌および左外側区域のリンパ節転移に対し,甲状腺全摘および左側D2a郭清を施行した。術中,左反回神経に径10mmの表面平滑な紡錘形の白色腫瘍を認めた。腫瘍の一部を切除し病理に供したところ,術後に顆粒細胞腫と判明した。顆粒細胞腫の大多数は良性であるが,時に悪性の経過をたどるため,完全摘出が望ましい。しかし,本症例では術後に反回神経麻痺を認めず,病理でも悪性所見を認めなかったことから,追加切除せずに経過観察している。術後1年半の時点で腫瘍の増大や反回神経麻痺は認めていない。
収録刊行物
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- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 30 (4), 319-321, 2013
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680402421760
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- NII論文ID
- 130004600644
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- ISSN
- 21869545
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可