腰椎後方除圧術

書誌事項

タイトル別名
  • Lumbar Posterior Decompression for the Acquisition of Better Surgical Results
  • —よりよい手術成績を得るためのわれわれの工夫—

抄録

 腰部脊柱管狭窄症は罹病率の高い疾患であり, 時に外科治療が優れた治療効果を発揮することから, 安易に外科治療が行われてしまうこともあるが, 自然経過を十分理解したうえで保存療法を基本とし, 手術は低侵襲に行うべきである. 外科治療は後方支持組織を可能なかぎり温存し, 適切に神経根を除圧することを目的とすべきで, 決して脊柱管の除圧のみで満足すべきではない. 一方固定術は, 明確なエビデンスのない状況下ではその適応は慎重にすべきである. 手術後は, 術後残存症状を後遺症と安易に決めつけるのではなく, 末梢神経障害などの合併に注意し, 長期の経過観察のもと適切に対応する能力をつけるべきである.

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679383545856
  • NII論文ID
    130004610381
  • DOI
    10.7887/jcns.23.468
  • ISSN
    21873100
    0917950X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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