日本と欧州の使用済み携帯電話回収システムに関する研究
-
- 村上(鈴木) 理映
- 国立環境研究所
-
- 寺園 淳
- 国立環境研究所
-
- 東條 なお子
- ルンド大学
-
- マノマイヴィブール パネット
- ルンド大学
-
- 村上 進亮
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- The collection systems of used mobile phone in Japan and European countries
抄録
日本では、生産者による独自の使用済み携帯電話回収スキームが2001年から存在している。その一方で、レアメタルの回収を目的として、効率的な回収システムの構築を目指して、政府や自治体などにより、携帯電話及び小型家電の回収実験が行われている。一方欧州では、携帯電話は、WEEEの1つとして、EU指令に準拠した各国の法規制の下で回収されている。欧州では、ビジネスとしてのリユースや輸出も含めて、生産者責任の名の下で回収することが重視されている。 適正なリユースを経て、廃棄される端末・ないしそこから取り出された部品などが、海外で模造端末に再利用される可能性を抑制しつつ、環境上適正な処理を行い、資源を効率的に回収するためには、関係するステイクホルダーが連携して、携帯電話ライフサイクル全体を通じた管理を行うことが望ましいと考えられる。
収録刊行物
-
- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
-
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 21-21, 2010
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205589263104
-
- NII論文ID
- 130004631314
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可