還元的な組成を持つ水星の熱史と外核ダイナモの可能性
書誌事項
- タイトル別名
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- Thermal history of a Mercury with reduced composition and the possibility of dynamo in its outer core
抄録
水星の反射スペクトルの観測結果等から、水星は還元的な物質から成る可能性が示唆される。そこで水星のマントルおよび核の組成を、還元的な始原隕石であるエンスタタイトコンドライトの珪酸塩成分および金属・硫化物成分の組成とそれぞれ同一であるとし、水星の熱史を計算した。計算の結果、マントル対流が転位クリープによる場合は内核成長は起きず、結晶粒径3mm以下の拡散クリープによる場合は45億年以内に内核成長が起こり、それに伴って外核には組成対流が生じる。水星の固有磁場は後者の場合で説明できるかもしれない。
収録刊行物
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- 日本惑星科学会秋季講演会予稿集
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 58-58, 2006
日本惑星科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205558713088
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- NII論文ID
- 130004636112
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可