粒状絵の具「えのぐみ」の研究開発について

DOI
  • 鐸木 芳実
    筑波大学大学院 人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻
  • 李 昇姫
    筑波大学大学院 人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • For research and development of a grain of colors "ENOGUMI"
  • From the study of "the color image" of the color blind people
  • 色覚異常者の「色のイメージ」に関する研究より

抄録

本研究では初めに色覚異常者の色のイメージについて調査を行い、調査結果・考察をまとめた。研究方法はアンケート形式で、感情を表す言葉など色をイメージできる言葉を見て、33色のカラーカードの中から1位~3位までを選んでもらうという内容。なぜその色を選んだのか、簡単な理由も記入してもらった。その結果、色覚異常者にとって青が「はっきりした」色であるらしいということがわかった。 次に色覚異常についての調査と色覚異常者へのインタビュー結果を受け、色覚異常者に使いやすいプロダクトの研究開発を行った。そこで色覚異常者や絵の具の使用に慣れていない小中学生にも使いやすい、粒状の絵の具「えのぐみ」を開発するに至った。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205610256512
  • NII論文ID
    130004638120
  • DOI
    10.11247/jssd.58.0.194.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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