硫酸ピッチの撤去と亜硫酸ガス対策(埼玉県の事案)
書誌事項
- タイトル別名
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- Removal of discharged sulfate pitch and the countermeasure of emitted sulfur dioxide gas in Saitama Prefecture
抄録
埼玉県内の工場内に232本のドラム缶と32.5m3のステンレスタンク内に放置された硫酸ピッチを、埼玉県の行政代執行により撤去を行った。本稿では、多重安全対策に基づいた撤去作業における環境への影響と注意点、周辺環境への安全性の確認方法や亜硫酸ガスの発生防止措置について報告する。ステンレスタンク内は40,000ppmの亜硫酸ガスで満たされており、6.7%の硫黄分が含まれている表層の油分の影響が大きいことが明らかにされた。室内実験の結果から、消石灰添加により油分や硫酸ピッチからの亜硫酸ガスの発生を防止でき、温度上昇もないことが確認された。これより、周辺環境への影響を最小限に抑えるため、消石灰を混合せずに覆うようにして中和を行いながら撤去作業を実施した。
収録刊行物
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- 廃棄物学会研究発表会講演論文集
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廃棄物学会研究発表会講演論文集 18 (0), 298-298, 2007
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205666323328
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- NII論文ID
- 130004640376
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可