QM/MC/FEP法を用いたケト・エノール平衡に関する理論的研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Theoretical study on Keto-Enol Tautomerism using QM/MC/FEP method.

抄録

我々の開発したQM/MC/FEP法は、有機化学反応に及ぼす溶媒効果を非常に良く記述できる。本研究では、この方法を5つの化合物のケト・エノール平衡にかかわる自由エネルギー差に適用したところ、実測値と1kcal/mol以内の違いで計算値が得られた。中性条件下での反応解析に反応物として水2分子考慮することが、またケト型とエノール型分子のエネルギー差をB3LYP/6-311G(d,p)//B3LYP/6-31G(d)レベルにより計算することが、実測値に近い値を得る上で重要であった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680531749376
  • NII論文ID
    130004645607
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2011.0.115.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ