モノホスファポルフィリンの合成、構造および反応性

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タイトル別名
  • Synthesis, Structure and Reactivity of Monophosphaporphyrin

抄録

ホスファトリピランとピロール誘導体との[3+1]型の環化縮合反応、および引き続くリン上の脱硫反応によりポルフィリノーゲンを得た。これを酸化することで、ポルフィリンの窒素原子一つをリン原子で置換した構造をもつモノホスファポルフィリンを合成した。また、酸化反応に引き続き、系中に[Rh(CO)2Cl]2を添加することで、ロジウム(III)-ポルフィリン錯体を得ることに成功した。さらにモノホスファポルフィリンは溶液中で酸化され、π共役系が拡張された拡張モノホスファポルフィリンへと変換されることが明らかとなった。講演では、モノホスファポルフィリンの構造や、芳香族性、光物性、電気化学的特性についても報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205554419584
  • NII論文ID
    130004646298
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.37.0.61.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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