動的溶媒効果を示すイオン液体(媒体)の分子設計-イオン液体と圧力

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タイトル別名
  • Molecular Design of Ionic Liquids for Dynamic Solvent Effect - Pressure Effect on Ionic Liquids

抄録

一般に、反応に伴う基質の構造変化よりも、溶媒の再配列は速い。しかし、加圧により媒体の粘性が増加すると、媒体の再配列の動きが基質の構造変化よりも遅くなる事がある。この加圧による動的溶媒効果が、イミダゾリウム型のイオン液体を媒体しても出現するか眺めてみた。クロメン分子の光異性化現象を反応プロープとして使用してイオン液体の分子構造を系統的に変化させながら圧力効果(0.1M-600Mpa)を評価した。動的溶媒効果現象とイオン液体の分子設計には相関がある事を認めた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680531807360
  • NII論文ID
    130004646435
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.57.0.14.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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