PEG交換用カテーテル(チューブバルーンタイプ)の管理不良により逆流性食道炎を認めた症例

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  • A case of reflux esophagitis due to poor management of balloon type PEG tube

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抄録

83歳女性。PEGによる栄養管理中,PEG挿入部より黒色の流出物を認め当院受診。腹部CT,上部内視鏡検査上PEG先端が十二指腸に迷入しバルーンが十二指腸球部で固定されており,胃内容物排泄不良の結果逆流性食道炎を認めていた。黒色の流出物はヘマチンを含む胃液であった。PEGの体外固定板が8cmで固定されており(通常は4cm前後),管理不良が原因と考えられた。

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