内視鏡にて診断・治療可能であった大腸angiodysplasiaの1例

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タイトル別名
  • A case of Colonic Angiodysplasial Successfully Diagnosed and Treated with Endoscopy

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抄録

症例は82歳男性。糖尿病・高血圧・閉塞性動脈硬化症にて近医通院していた。平成18年4月15日暗赤色の便が認められ,著明な貧血も認められるとのことで当院入院となった。大腸内視鏡検査施行したところ,回盲部まで血液の貯留を認めたが,大腸には5mm前後の小ポリープを認めるのみで明らかな出血源を認めなかった。平成19年4月16日フォローの大腸内視鏡検査のため前処置の下剤を内服したところ,血便が認められ,大腸内視鏡検査施行したところ,肝彎曲付近の横行結腸にangiodysplasiaからの持続性出血を認めクリップにて止血した。

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