書誌事項
- タイトル別名
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- A case of leptomeningeal melanomatosis presenting with right abducens nerve palsy
- ガイテンシンケイ マヒ デ ハッショウ シタ アクセイ コクショク シュ ニ ヨル ズイマク ガンシュショウ ノ 1レイ
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抄録
症例は39歳の男性である.腰部痛が先行し,複視で発症した.激しい頭痛,嘔気嘔吐が出現し,血清髄液をみとめたが,くも膜下出血は否定的であった.髄液細胞数,蛋白の著明な上昇から髄膜炎と診断した.頭部MRIにて左上顎洞に占拠性病変と,脳神経,髄膜,馬尾などに造影効果をみとめた.左上顎洞生検,髄液細胞診より悪性黒色腫の病理診断をえた.副鼻腔の悪性黒色腫はきわめてまれであるが,髄膜癌腫症の原因となることがある.
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 54 (8), 675-678, 2014
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205035567104
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- NII論文ID
- 130004679014
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC2M%2FjvVOjsw%3D%3D
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 025751530
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- PubMed
- 25142543
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可