書誌事項
- タイトル別名
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- The Surgical Result of the Operation for Varicose Veins from a Symptomatic Point of View
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抄録
要約:下肢静脈瘤の自覚症状が治療の後でどの程度改善する可能性があるかを知ることは,手術の適応を決定するうえで重要であると考え,問診票による調査を行った.平成22 年1 月から平成24 年12 月までの3 年間に行った片足の大伏在型下肢静脈瘤431 例,男性132 例,女性299 例を対象とした.治療としては,ストリッピング術を192例に,レーザー焼灼術を239 例に行った.術前にみられた「足の疲労感」は術前312 例のうち284 例(91%)が改善,「こむらがえり」は術前233 例のうち205 例(88%)が改善,「足の腫れ」は術前199 例のうち178 例(89%)が改善,「足の痛み」は術前138 例のうち115 例(83%)が改善,「かゆみ」は術前131 例のうち112 例(85%)が改善,「熱感」は術前96 例のうち86 例(89%)が改善していた.また,付随した自覚症状で,膝関節痛が改善した例が83 例(19%)に,足先の冷感が改善した例が50 例(12%)に,腰痛の改善が19 例(4.4%)に認められた.ストリッピング術とレーザー治療の間には,各症状の改善率すべてに有意差を認めなかった.自覚症状は術後に速やかに改善するものが多く,また整形外科的な付随症状の改善がみられる症例があり,とくに高齢者における有症状の下肢静脈瘤に対する治療根拠になると考えられた.
収録刊行物
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- 静脈学
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静脈学 25 (3), 320-325, 2014
日本静脈学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204372475648
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- NII論文ID
- 130004680272
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- ISSN
- 21865523
- 09157395
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可