書誌事項
- タイトル別名
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- A Rare Case of Pharyngeal Mesenchymoma Demonstrating a Variety of Histopathological Findings
- 症例報告 さまざまな組織像を呈し再発を繰り返した中咽頭原発問葉腫の1例
- ショウレイ ホウコク サマザマ ナ ソシキゾウ オ テイシ サイハツ オ クリカエシタ チュウ イントウ ゲン ハツモン ヨウ シュ ノ 1レイ
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抄録
間葉腫は線維組織以外の異なる間葉組織で構成され, 多潜能間葉細胞から生ずるとされる. 38歳女性. 平成9年に舌根部腫瘍摘出術を施行され, 神経線維腫の診断を得た. 平成14年に再発し, 摘出術を施行. 脂肪腫の診断であった. 平成20年に左舌根部から喉頭蓋に再々発し, 頸部外切開にて摘出した. 病理診断は成熟した軟骨, 骨, 脂肪組織から構成された間葉腫であった. 神経線維腫, 脂肪腫の切除が行われた既往から, 多潜能間葉細胞に由来する個々の組織成分が異時性に腫瘍性病変を形成したものと考えられた. 再発防止のためには, 組織再建も考慮しつつ十分な surgical margin とともに摘出することが重要である.
収録刊行物
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- 日本耳鼻咽喉科学会会報
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日本耳鼻咽喉科学会会報 117 (8), 1102-1107, 2014
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679987548288
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- NII論文ID
- 130004696889
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- NII書誌ID
- AN00191551
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC2M7kvVGnug%3D%3D
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- ISSN
- 18830854
- 00306622
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- NDL書誌ID
- 025777836
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- PubMed
- 25255649
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可