コンテナターミナルにおけるゲート処理の効率化検討

  • 里村 大樹
    国土交通省国土技術政策総合研究所 沿岸海洋・防災研究部
  • 水谷 雅裕
    国土交通省国土技術政策総合研究所 沿岸海洋・防災研究部

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY FOR IMPROVEMENT OF GATE PROCESSING EFFICIENCY AT CONTAINER TERMINAL

抄録

近年海上輸送・港湾分野において保安対策が強化されているが,一方で,国内主要港湾のコンテナターミナル周辺では国際海上コンテナ輸送車両の渋滞解消策が求められている.<br> 本研究では,現地調査による実態把握を行い,保安対策が強化された場合の待ち時間,待ち台数をシミュレーションにより計算した.横浜港本牧埠頭BCターミナルでは,最大のトラック待ち台数は午前のゲートオープン前の約300台で,待機列はゲートオープン後1時間程度で解消していた.保安対策が強化されてコンテナ搬入の処理時間が5分長くなる場合,現状設備ではオーバーフローするが,ゲート処理方法を変更することでその日のうちに処理できる結果となった.保安対策が強化された場合では,昼にゲートオープンするケースでも,現状設備ではオーバーフローする結果となった.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205353990656
  • NII論文ID
    130004697269
  • DOI
    10.2208/jscejoe.70.i_145
  • ISSN
    21854688
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ