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- 中山 毅
- JA静岡厚生連 静岡厚生病院 産婦人科
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Investigation toward the Relationship between Habitual Bathing and Clinical Health Course during the Pregnancy, Based on the Questionaire Survey
- シツモンシ チョウサ ニ モトズク 、 ニンプ ノ ニュウヨク シュウカン ト ニンシン ケイカ エ ノ エイキョウ
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抄録
入浴習慣は国や文化により大きく異なるが、一方で時代による変遷もあり、近年ではシャワー浴が普及する等の変化が現れている。そこで、現代の妊婦の入浴習慣について調査すると同時に、妊娠経過に及ぼす影響につき検討した。<BR> 2011年4月1日より2012年2月29日までに当院で出産をし、1ヶ月健診をおこなった褥婦204名を対象とし、無記名アンケートを実施した。アンケートは、入浴習慣、温泉浴に関する多肢選択法および自由記入法からなる。これらの結果と、妊娠経過中に起こったイベントにつき、後方視的に関連性を検討した。<BR> 204名の妊婦の内訳は、初産婦が99名、1経産が76名、2経産以上が29名であった。産科合併症としては、切迫流産が12名、切迫早産が35名、早産が15例、妊娠高血圧症候群が7名、微弱陣痛が10名、前期破水が26名に認めた。一方で妊娠中の入浴習慣については、全例毎日入浴習慣があったが、内訳として、毎日シャワー浴を行う妊婦(シャワー浴群)が38名(19%)、週に1~3回の湯浴が45名(22%)、週4日以上の湯浴を行う妊婦(湯浴群)が121名(59%)であった。産科合併症を比較したところ、湯浴群において、妊娠高血圧症候群の頻度が高く、一方で微弱陣痛に関しては、シャワー浴群の方が多い傾向にあった。<BR> さらに、入浴習慣が外陰部の保清に影響するか、また細菌性腟症の原因や助長因子となるかについては、科学的根拠が乏しいが、本検討より湯浴を日常とする生活習慣が、腟内細菌叢やpHに影響を及ぼす可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 日本温泉気候物理医学会雑誌
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日本温泉気候物理医学会雑誌 77 (3), 250-256, 2014
一般社団法人 日本温泉気候物理医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206569900672
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- NII論文ID
- 130004698907
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- NII書誌ID
- AN00186245
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- ISSN
- 18843697
- 00290343
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- NDL書誌ID
- 025573184
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可