教育学部学生の“環境”と“土木”という言葉に対する印象と由来

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タイトル別名
  • THE ORIGIN AND THE IMPRESSION RECEIVED FROM THE WORDS “ENVIRONMENT” AND “CIVIL ENGINEERING” TO STUDENTS OF FACULTY OF EDUCATION
  • THE ORIGIN AND THE IMPRESSION RECEIVED FROM THE WORDS ^|^ldquo;ENVIRONMENT^|^rdquo; AND ^|^ldquo;CIVIL ENGINEERING^|^rdquo; TO STUDENTS OF FACULTY OF EDUCATION

抄録

戦後多く整備されてきた土木施設は,現在日常的に存在し,また適切な管理が行われない場合にはその存在が失われる危険性を有している.このような性質は,現在環境教育で取り扱われている地球環境や生物多様性とほぼ同様の性質を持っている.筆者は近い将来これらの土木施設も環境の一部として認識され,環境教育の中で取り上げられるべきものと考えた.そこで,近い将来次世代を育成する立場に立つ教育学部の学生が現在,“環境”,“土木”という言葉にどのように印象をもつかを明らかにするアンケートを実施した.アンケート結果,教育学部学生には“土木”という言葉がほとんどに認知されておらず,“土木”の印象も“労働”に偏っていること,“環境”のイメージは初等中等教育において体験した環境教育と強くリンクしていることが明らかとなった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680305084544
  • NII論文ID
    130004699663
  • DOI
    10.2208/jscejeep.70.37
  • ISSN
    18847781
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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