書誌事項
- タイトル別名
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- Anesthesia for Newborn Babies:Recent Advancements and Issues
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抄録
新生児には在胎週数や出生体重などの違いによりさまざまな状態が含まれ,必要な管理も異なる.術中の不十分な鎮痛による過剰なストレス応答は予後を悪化させる可能性が示されている.近年,各種の麻酔薬,特に揮発性麻酔薬などの鎮静薬による幼若期の脳に対する神経毒性が動物実験レベルで示されている.近い将来,超短時間作用型オピオイドによる十分な鎮痛と筋弛緩薬による不動化を中心とした麻酔法が主流となっていくであろう.新しい麻酔関連薬剤の登場と周術期管理の進歩により,単に新生児というだけでは術後人工呼吸の適応にはならなくなった.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 34 (5), 745-749, 2014
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204759637248
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- NII論文ID
- 130004700333
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可